熊本県地震で、二次災害を起こさないために気を付けること
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最終更新日:2016/04/17
天気・地震・防災
14日午後9時26分ごろ、熊本県益城町で震度7の揺れを観測する地震が発生しました。
気象庁の発表では、地震の規模(マグニチュード)は6.4と推定とのこと。
震度7の揺れが記録されたのは2011年3月の東日本大震災以来となりますから、かなり大きな地震だったといえるでしょう。
今後、余震などへの警戒や、2次災害へはどんなことに気を付ければよいのでしょうか。
余震は、今後1週間程度、震度5強の余震に注意
震源の深さは約10キロ、ということで、まだ余震が続くそうです。名古屋大地震火山研究センターの田所敬一准教授によると、
熊本県益城町で最大震度7を観測した地震について、名古屋大地震火山研究センターの田所敬一准教授は14日夜、
「布田川(ふたがわ)、日奈久(ひなぐ)断層帯に関連があるのではないか」
「今後1週間程度は震度5強ぐらいの余震に注意が必要」」
時事通信
外部の地域からの、安否確認の電話は控える
外からの電話が多いと、災害地域の人が電話をしようとしても、電話がつながらないことになります。電話回線は、災害地域の方が使用することを優先するためにも、災害地域の外から確認するのは、極力控える方がよいそうです。
被災地域で、今、注意しなければならないこと
被災地域の方に対し、ニュースで言っていたことをまとめてみました。これから、余震が頻発するので、
・今後の余震に備えて、ガスの元栓を閉めておく。
・ガス管が破れていることも多いので、ガスの匂いがしないかに注意し、安易に火をつけない
・昭和56年以前の古い木造の建物は余震で倒壊する恐れがあるので、近くを歩かない
・同様に、ブロック塀、石垣、自販機は、今後の余震で、倒れる可能性があるので、近くを歩かない
・停電している地域は、いったんブレーカーを落とし、ブレーカーを通電する前に、電気器具が倒れていないか等確認する
・緊急車両の通行を優先するため、極力車での移動を控える
これからまだ、余震が続く見込みです。
2回目の地震以降のニュースで、先ほどご紹介したことさえ守っていれば、助かったのに。。。
という方の話もいろいろとでてきています。
ちょっとしたことですが、大切な命を守るためにも、ご参考にしていただけたらと思います。
こんらから地震対策をされる方、こちらの記事も合わせてお読みください。
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