みずほ、三菱UFJもの住宅ローン金利は？マイナス金利の影響。

マイナス金利が導入されたことを受け、三井住友銀億が、１５日に、普通預金を引き下げることを発表しました。

マイナス金利は普通預金には影響しないのでは？

と思っていましたが、そうもいかないのでしょう。

大手３大メガバンクの他の２行であるみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行の普通預金、はどうなるのでしょうか？

三井住友銀行の金利は、いくらになったのか？

三井住友銀行が、１５日に私たちに関係の大ありな、普通預金と住宅ローンの金利の引き下げを発表しました。

具体的には、こんな形になります。

普通預金　年０．０２０％　⇒　年０．００１％

もともと、普通預金の金利は、タダみたいなものですから、あまり気にしない人もいるかもしれません。

 

しかし、よく見てください。ものすごく減っているのです。

０．０２％⇒０．００１％です。

半分になったのではありません。

２０分の１になったのです。

私のような庶民からすれば、預金残高に、０．０２％ついても、微々たるものですから、気にはしませんが、大金を預金している人からすると、これは大きな打撃ではないでしょうか？

以前の金利で考えてみましょう。

１００万円預金しているとしましょう。従来の金利は、０．０２％ですから、２００円付きます。

では、今回の金利ではどうでしょうか。

０．００１％ですから、１０円です。

１００万円預けて、２００円ついていたのが、１０円になります。

１００億預けている人は、２００万円ついていた利息が、１０万円になるということです。

まあ、そんな人はあまりいないでしょうが、２００万円もらえていたものが、１０万円になったと考えると、痛いですよね。

１００億も持っている人なら、大したことはないのかもしれませんが。。。

みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行はどうするのでしょうか？

ニューズでは他行も追随する可能性が高いと言っていました。

おそらく普通預金の金利は、どこの銀行も下がってくるのではないかと思います。

しかし、個人の普通預金にマイナス金利が働く、つまり、預金していたらお金が減るということは、あり得ないだろうという見方が広いようです。

しかし、大企業には、事実上のマイナス金利もあり得る可能性を示唆する報道もありました。

　三菱東京ＵＦＪ銀行は日銀のマイナス金利政策への対応として、大企業などの普通預金に口座手数料を導入することを検討する。手数料の水準によっては事実上のマイナス金利になる可能性がある。（日経新聞）

中小企業うや個人に対しては、金利引き下げで対応し、口座手数料は見送るらしいのです。

他のメガバンクも追随する可能性があることを示唆されていました。

こうなってくることで、大手企業は、利益を持っていても減るので、設備投信や賃金引上げにお金を回すような結果になるのでしょうか。

これが、本当に、景気回復の一手となればうれしいのですが、庶民の私には、見守るしかありません。

というか、景気がどうであれ、食っていかなければなりませんので、儲けが増えるように、自分でできることで頑張るしかないんですよね。

 

住宅ローンは、下がるのか？

マイナス金利の影響をうけ、住宅ローンも既に下がっているとのことです。

メガバンクで、最低水準と言われているのが、

三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、りそな銀行など。

10年固定型金利は、2月に1.10％から1.05％に引き下げらしいです。

フラット３５の金利も、１月に１．５４％から、１．４８％になった。

こうなってくると、住宅ローンを借りて、家を買う側としては、かなりいい時代になってきていると考えられます。

しかし、今が、最低水準かもしれないと考えられるだけに注意も必要です。

住宅ローンの返済が始まるのは、家の引き渡しを受けた後です。

新築で家を建てる際は、計画から、完成まで、１年以上かかることもざらです。

今作った資金計画の金利が、住宅の完成後も一緒であるとは限りません。

また、変動金利で住宅ローンを組んでいたとしたら、上がるかもしれません。

マイナス金利は、一時的なものでしょうし、景気にも周期があるでしょうから、今の最低水準がずっと続くとは考えにくいもの。

むしろ、今後、上がる可能性が高いでしょう。

住宅ローンを組む時は、そういったことも見越して、余裕のある資金計画が必要ですね。