クローズアップ現代　キャスターは何年目？なぜ降板か？

公開日： 2016/02/13 : 政治

NHKのクローズアップ現代の国谷裕子さんがキャスター降板となりました。

ずいぶん、昔から、この番組を担当されており、非常に充実した内容で、私も時間があるときは、拝見しておりました。

今回、降板とのことで、少し残念な気持ちでおります。

私としても、なぜ？と思いましたので、今回の降板理由などを調べてみました。

国谷キャスターは、何年クローズアップ現代を続けたのか？

降板理由の前に、そもそも、国谷キャスターは、何年この番組を担当されていたのでしょうか？

私が、小さいころにはこの番組があったような。。。

と記憶してはおります。

Wikipediaで調べてみたところ。。。

1993年4月5日からクローズアップ現代のレギュラーキャスターを務めていたそうです。

2015年度まで務めたわけですから、23年キャスターをされていたことになります。

ほんとに長く続いていた番組だったんですね。

いつも、深い内容でかつ、今後の時代を先読みするにも、必要な情報を提供していた番組でした。

一般のニュース番組では替えが効かない、独特の番組だなと思って長く私も見ていました。

こんなに長く続いた番組なのに、なぜ、急に、降板になったのでしょう？

降板させたかった人は誰？

今回の話は、国谷さんサイドから、「もう卒業します。」と言った話ではないようです。

ネット上のニュース記事などを見ていると、NHKの経営層の思惑によるものではないかと言われています。

現場の番組スタッフ側としては、国谷さんの続投の意向があったそうです。

経営層からの降板通告に、

「国谷さんは欠かせない。放送時間が変われば視聴者を失う恐れがあり、女性や知識層の支持が厚い国谷さんを維持したまま、番組枠を移動させるべきだ」

と反論したとのこと。

経営層はいったいなんと言って、降板させたのでしょうか？

経営層側の降板通告の理由は？

経営層側は、現場の反対の意見もあったものの、押し切って決定しました。

いったい、どんな理由で押し切ったのでしょうか？

NHKの番組のキャスターや娯楽番組の司会を決めるのは、キャスター委員会なのだそうです。

この委員会、放送総局長の板野裕爾専務理事が委員長、黄木編成局長が座長をそれぞれつとめていて、後は、部局長が委員となって構成しているそうです。

さて、この委員会の座長の黄木編成局長から、クロ現の責任者に、「時間帯を変え内容も一新してもらいたいので、キャスターを変えたい」という説明で、国谷さんの3月降板が通告されたとのことです。

過去にそんな議論はされたこともなかったのに、急な通告だったそうです。

現場は反対したとのことですが、あっけなく、決まってしまったのだとか。

なんか、現場側としても、急に国谷さんの降板を通告され、理由も抽象的で、なんとも納得がいかなかったことでしょう。

なぜ、降板の理由は抽象的なのか？

実は、過去には、何度か、クロ現の報道に、官邸サイドからクレームがはいっていたといいます。

2014年7月3日に集団定期自衛権の行使容認をテーマにした番組がありました。

これは、週刊誌にも取り上げられていたりするのですが、なぜ、こんなことが起きたのでしょうか？

この番組の最後に、菅官房長官の言葉が尻切れトンボで終わったこと。また、菅官房長官の発言に、対し、キャスターが「しかし」と食い下がったりしたことが原因だったようです。

尻切れトンボは、確かに、NHKの落ち度もあったかもしれませんが、番組の時間もありますし、

官房長官の発言に「しかし」と食い下がって何が悪いのだろう。

と私は思いますが、こういったことが背景にあったようです。

国谷さん降板を聞いたＮＨＫ幹部は「官邸を慮（おもんぱか）った決定なのは間違いない」と語った。

とニュースサイトには、書かれていました。

NHKは国営放送ですから、官邸からの圧力もあるのかもしれませんね。

もし、そうであれば、国谷さんには、民放ででも、がんばっていただきたいですね。

民放にも圧力があるという話もききはしますが。。。(^_^;)

参考：http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawamotohiroshi/20160213-00054354/

今後私たちは、どこから、正しい情報を得て行けばよいのでしょうか。

憲法も改正するという話が出てきています。

この前までは、憲法の解釈を変えるという話だったのに、それが決まったら、憲法を変えるという話。

安部政権は、ヒトラー政権とにていると指摘する人がいました。

最初は景気対策。景気が上向いたところで、支持率向上。

支持が上がったところで、国民の目線を、経済に向けている間に、

戦争の方に話を進めていく。

そういう話です。

これは、本当なのか、知りませんが、最近の話を聞いているとまんざらでもないような。。。

といった気がするのは私だけでしょうか。