福士加代子、名古屋に出場は、なぜ？設定記録を過去に超えれた人はいるの？

先日、福士加代子さんが、大阪国際女子マラソンで陸連の設定記録を超えて、ぶっちぎりの一位で優勝しまいたね。

 

「リオ決定だべ～。」と本人の喜びの声もあり、みんなが盛り上がりました。

 

そして、どのニュースも福士さんのリオ出場を報じました。

 

しかし、今日驚きのニュースがありました。リオ出場の内定が確定していないというのです。

 

そのため、福士さんは、なんと、一か月半後の名古屋国際マラソンに出ることを決断したとのことです。

 

それは、いくらなんでも、無理があるのでは。。。と思うのですが。

 

今日は、このことについて、調べてみました。

 

 

そもそも、なぜ、リオデジャネイロオリンピックへの出場が、確定されなかたたのか。

 

福士さんは、先日の、大阪国際マラソンで、五輪出場への陸連の設定記録を超えて優勝しました。

 

この陸連の派遣設定記録は、日本陸連が「五輪で戦えるタイム」として提示していて、

 

三つのオリンピック選考の大会で、この記録を突破した選手から優先的に１人を選ぶとしているものなのだそうです。

 

このため、福士さんだけでなく、マスコミ各社も、福士さんのリオへの出場を信じてやまなかったわけですね。

 

ところが、リオへの出場は、決まりませんでした。

 

これについて、陸連としては、

 

名古屋国際マラソンで、福祉加代子さんのタイムを超えるような選手が出る可能性もあるので、確定を出さない。

 

ということらしいです。

 

まぁ、確かにそうかもしれないけど。。。

 

なんか、納得いかないような。。。そう思う人も多いのではないでしょうか。

 

 

そもそも、陸連の設定記録を超えるって、そんなに、簡単な話なのでしょうか？

 

今回の福士加代子さんのタイムは、2時間22分17秒。

 

陸連の設定記録は、2時間22分30秒。

 

つまり、福士さんは、設定記録を13秒上回ったわけです。

 

たった、13秒。。。

 

なんて、思わなくでくださいね。そもそも、陸連の設定記録が、かなりハイレベルな基準なのです。

 

陸連の設定記録が破られたのは、07年の野口みずきさんの2時間21分37秒以来となるのです。

 

07年以降破られていないのですから、9年ぶりに破られた記録というわけです。

 

事実、今回の福士さんのタイム、2時間22分17秒は、日本歴代7位の記録なのです。

 

次回の名古屋ウィメンズマラソンは、タイムが出やすいマラソン大会だと言われているのですが、

 

9年も破られていない陸連の設定記録を、いきなり、二人が破るとは考えにくいと言われています。

 

とわいえ、陸連の態度がはっきりしないこともあり、今回福士さんは、名古屋ウィメンズへの出場を決断したのです。

 

しかし、ファンとしては、福士さんの体が心配なのではないでしょうか。

 

 

五輪まであと半年しかない。なのに、1か月半後に、またフルマラソン。大丈夫なの？

 

マラソンを走りすぎるというのは、けがのリスクも、体力の消耗もあるわけですよね。

 

女性の一回のフルマラソンが、体に及ぼす影響は、出産に匹敵する。と言われているそうです。

 

1年に4回、フルマラソンにでることになるなんて、普通はしないそうです。

 

 

まとめ

今回のニュースは、オリンピックの選手の選出方法の改善を検討することにつながるのではないでしょうか。

 

設定記録を超えても、出場できないというというのなら、はじめから名古屋に出場しておけばよかったということになります。

 

また、今回のように、残りオリンピックまで、半年しかないような状況で、その間にあと一回、フルマラソンを走るということは、

 

仮に、それでいい記録が出たとしても、万全の状態で、オリンピックに出れるのか、不安も残ります。

 

今回の件は、日本としては、オリンピックで、最高の結果を出すためにやっている選考なのに、選考にエネルギーを使いすぎているということになっているようにも見えます。

 

話に聞くところによると、アメリカでは、選考会は、一発選考なのだそうです。

 

確かに、一発選考がいいとも、いいきれないところはありますが、選考方法への改善も今後検討されるかもしれませんね。

 

さて、何はともあれ、福士さんには、ケガをすることなく、万全の状態で、オリンピックで、力を発揮し、メダルを取ってもらいたいものです。